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●2.1.301 — vim の % モーション、VS Code パネルでの LaTeX 数式表示、使用量上限待ちのリトライ監視の上限が入りました(10/15)●2.1.299 — 200K トークン超で約54分放置した会話はアイドル圧縮。MCP の許可ルールは名指ししたサーバーだけに一致します●SONNET 4.5 — Claude API での提供終了は 11/30、残り45日。移行先は Sonnet 5.5●WINDOWS — 日本語の環境でだけフックが黙って壊れる報告があり、文字コードの確認が呼びかけられています●FAST MODE — Opus 5.5 の Fast mode がリサーチプレビューを終え、ベータヘッダーが不要になりました(10/15)●NEW — Cowork に渡したフォルダの先頭に、十行の約束ファイルを置いてみました●2.1.301 — vim の % モーション、VS Code パネルでの LaTeX 数式表示、使用量上限待ちのリトライ監視の上限が入りました(10/15)●2.1.299 — 200K トークン超で約54分放置した会話はアイドル圧縮。MCP の許可ルールは名指ししたサーバーだけに一致します●SONNET 4.5 — Claude API での提供終了は 11/30、残り45日。移行先は Sonnet 5.5●WINDOWS — 日本語の環境でだけフックが黙って壊れる報告があり、文字コードの確認が呼びかけられています●FAST MODE — Opus 5.5 の Fast mode がリサーチプレビューを終え、ベータヘッダーが不要になりました(10/15)●NEW — Cowork に渡したフォルダの先頭に、十行の約束ファイルを置いてみました
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◉ Claude.ai/2026-04-03中級

Claude Sonnet 4.6 を本番で回しながら、Sonnet 5 への移行を下見する

Claude Sonnet 4.6 は 2026年2月17日リリース、いまは legacy 扱いで retirement は 2027年2月17日以降です。1Mコンテキスト・thinking・Computer Use の実装に加え、Opus 4.6 との実価格比較と、Sonnet 5 移行で 400 が返る5つの段差を整理します。

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✦ プレミアム記事

いま Sonnet 4.6 を据え置くか、畳むか

請求ページのモデル別内訳をぼんやり眺めていた夜のことです。Sonnet 4.6 の行がいちばん長く伸びていて、そのすぐ下に、試し始めたばかりの Sonnet 5 の短い行が並んでいました。どちらへ寄せるかを決めないまま二週間が過ぎていたのだと、気づいたのはその画面の前でした。

Claude Sonnet 4.6 は 2026年2月17日にリリースされ、いまも問題なく動きます。ただし公式ドキュメント上の扱いは legacy に変わり、推奨される移行先は Claude Sonnet 5 です。retirement は「2027年2月17日より前にはならない」と明記されています(Claude Sonnet 4.6 — Claude Platform Docs)。慌てて止める必要はありません。とはいえ、下見を先延ばしにしてよい期間でもないのです。

最初にお伝えしたいのは、移行の判断を鈍らせるのは性能ではなく、費用の見え方だということです。単価だけを並べれば Sonnet 5 は安く見えます。けれども後で見るとおり、トークナイザが変わったぶん、同じ文章でも消費トークンがおよそ 3 割増えます。

スペックの確認から、1M コンテキストの扱い、thinking の現在地、Computer Use の組み方、そして Sonnet 5 で 400 が返る箇所まで、手元で踏んだ順に書き残します。


Claude Sonnet 4.6 の主要スペックと性能指標

コンテキストウィンドウ

Sonnet 4.6 は 1,000,000 トークン(1Mトークン)のコンテキストウィンドウに対応しています。日本語で約400万文字、英文書類換算で約4,000ページ分の文章を一度に処理できます。この規模は、以前の 200K コンテキストウィンドウを大きく上回り、大規模ドキュメントの一括処理や長期対話の継続が現実的に行えるようになりました。

リリース時点では 1M コンテキストはベータ扱いでしたが、現在の公式ドキュメントでは Claude 4.6 以降のモデルについて「1M トークンのコンテキストウィンドウを標準料金で提供する」と整理されています。90 万トークンのリクエストも、9 千トークンのリクエストと同じ単価で課金されます(Pricing — Long context pricing)。ベータヘッダを足す必要はありません。

Computer Use 性能

Sonnet 4.6 の Computer Use は OSWorld-Verified で 72.5 点という水準にあります。Anthropic は発表記事のなかで、Sonnet 3.5 からの 16 か月で OSWorld のスコアが 10 点台から 70 点台前半へ推移したと説明し、4.5 以降のスコアは OSWorld-Verified で測り直したものだと断っています(Introducing Claude Sonnet 4.6)。世代をまたいだ点数の単純比較には、この測り直しが挟まっているのだと覚えておいてください。

そして 72.5 点は、裏返せば 4 回に 1 回以上は思ったとおりに動かないということでもあります。私がこの数字から読み取ったのは到達点ではなく、失敗を前提に組む必要があるという設計上の条件でした。

Extended Thinking

Sonnet 4.6 は Extended Thinking(拡張思考)に対応しています。複雑な数学的推論・コード設計・論理的分析などにおいて、モデルが答えを出す前に内部で思考プロセスを展開し、より精緻な出力を生成できます。

価格とレート制限

Sonnet 4.6 の API 価格は前世代の Sonnet 4.5 と同水準に据え置かれています。キャッシュの書き込みは 5 分と 1 時間で単価が違いますので、そこだけ注意が必要です。

項目Sonnet 4.6(legacy)Sonnet 5(現行)
入力$3 / MTok$2 / MTok
出力$15 / MTok$10 / MTok
キャッシュ書き込み(5分)$3.75 / MTok$2.50 / MTok
キャッシュ書き込み(1時間)$6 / MTok$4 / MTok
キャッシュ読み取り$0.30 / MTok$0.20 / MTok
コンテキスト / 最大出力1M / 128K トークン1M / 128K トークン
トークナイザ従来新(同じ文章で約 30% 増)

単価の出典は Pricing — Claude Platform Docs です。Batch API の 50% 引きは、上の単価にそのまま重なります。

Messages Batches API の max_tokens は、ベータの拡張出力を使うと 300,000 トークンまで引き上げられます。通常の上限は 128K トークンですので、長文の一括生成や大規模な構造化抽出では、この差が効いてきます。


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この記事で得られること
✦Opus 4.6 と Sonnet 4.6 の実価格で費用差を出し直し、どちらへ寄せるかを自分のワークロードで決められるようになります
✦1Mコンテキスト・thinking・Computer Use を、legacy 世代の制約を踏まえた動くコードで扱えるようになります
✦Sonnet 5 へ移したときに 400 が返る5つの段差と、トークナイザ差を織り込んだ費用の見積もり方が分かります
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