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●2.1.301 — vim の % モーション、VS Code パネルでの LaTeX 数式表示、使用量上限待ちのリトライ監視の上限が入りました(10/15)●2.1.299 — 200K トークン超で約54分放置した会話はアイドル圧縮。MCP の許可ルールは名指ししたサーバーだけに一致します●SONNET 4.5 — Claude API での提供終了は 11/30、残り45日。移行先は Sonnet 5.5●WINDOWS — 日本語の環境でだけフックが黙って壊れる報告があり、文字コードの確認が呼びかけられています●FAST MODE — Opus 5.5 の Fast mode がリサーチプレビューを終え、ベータヘッダーが不要になりました(10/15)●NEW — Cowork に渡したフォルダの先頭に、十行の約束ファイルを置いてみました●2.1.301 — vim の % モーション、VS Code パネルでの LaTeX 数式表示、使用量上限待ちのリトライ監視の上限が入りました(10/15)●2.1.299 — 200K トークン超で約54分放置した会話はアイドル圧縮。MCP の許可ルールは名指ししたサーバーだけに一致します●SONNET 4.5 — Claude API での提供終了は 11/30、残り45日。移行先は Sonnet 5.5●WINDOWS — 日本語の環境でだけフックが黙って壊れる報告があり、文字コードの確認が呼びかけられています●FAST MODE — Opus 5.5 の Fast mode がリサーチプレビューを終え、ベータヘッダーが不要になりました(10/15)●NEW — Cowork に渡したフォルダの先頭に、十行の約束ファイルを置いてみました
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⟐ Claude Code/2026-05-31中級

Claude Code と Claude in Chrome の使い分け — 運用で見えた境界線

個人でアプリを運営していると、エディタとブラウザの行き来が集中力を削ります。Claude Code と Claude in Chrome をどちらに任せるかで整理した 1 ヶ月の運用と、境界が曖昧だった領域の判断基準を、実数値とあわせて記録しました。

Claude Code265Claude in Chrome14個人開発130アプリ運用ワークフロー21使い分け3

個人でアプリを作って配信していると、一日の作業が「コードを書く時間」と「ダッシュボードを見る時間」にきれいには割れてくれません。午前は Xcode で実装を進めていたかと思えば、AdMob の管理画面で前日の eCPM を確認し、App Store Connect のレビューに返信し、Search Console で順位の変化を眺める——というふうに、エディタとブラウザを何度も行き来します。この行き来そのものが、思っていた以上に集中力を削っていました。

Claude Code と Claude in Chrome を両方使うようになってから、この行き来を「どちらに任せるか」という軸で整理できるようになりました。今回は、その使い分けの境界線を、5 月の 1 ヶ月運用してみて見えてきた形で残しておきます。

アーティスト・クリエイターの廣川政樹です。2014 年から iPhone / Android のアプリを個人で開発していて、ありがたいことに累計のダウンロードは 5,000 万を超えました。美術の制作も並行しているため、創作の時間を守るために運用の手数をどう減らすかは、ずっと考え続けているテーマです。

まず、2 つの Claude は守備範囲が違う

最初に割り切ったのは、両者を比べて優劣を決めるのではなく、守備範囲が違う道具として扱う、ということでした。ざっくり言えば、Claude Code は「自分の Mac と GitHub リポジトリの中で完結する作業」を担当し、Claude in Chrome は「ログインした管理画面の中でしか完結しない作業」を担当します。

この線引きが効くのは、両者の重なりが意外と小さいからです。コードはローカルのファイルとして残り、ダッシュボードの操作は画面の状態として残ります。成果物がどちらの形で残るかを考えると、どちらに振るべきかは自然と決まっていきました。

Claude Code に寄せている作業

エディタとリポジトリの中で完結するものは、基本的に Claude Code に寄せています。

  • Swift の警告つぶしや小さなリファクタなど、コードを直接いじる作業
  • 複数リポジトリをまたいだ文字列の検索と一括置換
  • ビルドエラーの原因調査と、再現手順の整理
  • このブログの記事 MDX の一括処理(フロントマターの整合性チェックなど)

特に効くのが、アプリを 6 本並行で抱えているときの横断作業です。同じ SDK の更新を全リポジトリに当てる場面では、1 本ずつエディタで開いて直すよりも、変更方針を渡して差分を出してもらい、私は差分のレビューに集中する方が、結果として速く、見落としも減りました。手を動かす時間と、判断する時間を分けられる感覚があります。

Claude in Chrome に寄せている作業

一方で、認証が必要な管理画面の中でしか完結しない作業は、Claude in Chrome に寄せています。

  • App Store Connect のユーザーレビューへの返信ドラフト作成
  • AdMob の eCPM 確認と、メディエーション優先度の並べ替えドラフト
  • Crashlytics での朝のクラッシュ確認と、影響範囲の洗い出し
  • Search Console での掲載順位の変化チェック

これらに共通するのは、公開された API が無い、あるいは弱く、結局は画面を開いて目で見て判断する比重が大きいことです。ログインの状態を保ったまま画面を読み、必要な数字を抜き出してくれるだけでも、巡回の負担はかなり軽くなります。

境界が曖昧だった領域と、その判断

迷ったのは、1 つのタスクが両者にまたがる場合でした。代表例が「Crashlytics に出ているクラッシュを直す」です。これは前半と後半で性質が変わります。

前半のクラッシュの事象を拾い、再現条件を絞り込むところは Chrome 側で行い、後半の実際にコードを直すところは Code 側に渡す、という受け渡しに落ち着きました。具体的には、こんな段取りです。

# Chrome 側に依頼する内容(ブラウザの管理画面を読む)
直近 24 時間で新規に増えたクラッシュを Crashlytics から拾い、
発生端末・OS バージョン・スタックトレースの上位 3 フレームを
箇条書きで出してください。保存や設定変更はしないでください。

# その結果を Code 側に渡す(リポジトリを直す)
上のスタックトレースを手がかりに、該当箇所を特定して
修正案を差分で出してください。テストの追加も提案してください。

判断軸として最後に残ったのは、「最終成果物がファイルとして残るか、画面の状態として残るか」でした。ファイルなら Code、画面の状態なら Chrome。タスクの途中で成果物の形が変わるなら、そこが受け渡しのポイントになります。この単純な問いに置き換えてから、どちらを開くか迷う時間がほとんどなくなりました。

1 ヶ月運用して変わったこと

5 月の 1 ヶ月、朝のダッシュボード巡回(AdMob・Crashlytics・App Store Connect・Search Console の 4 つ)を Chrome 側にドラフト化させてみました。それまで毎朝 30〜40 分かけていた巡回が、抜き出された数字に目を通して気になる箇所だけ自分で確認する形になり、10 分前後で終わるようになりました。

体感で一番変わったのは、エディタとブラウザを往復する回数です。正確に数えてはいませんが、コードを書いている最中に「そういえば数字を見ておかないと」とブラウザへ切り替える回数が、半分以下になった感覚があります。実装の流れが途切れにくくなったことの方が、短縮できた時間そのものよりも効いていました。

取りこぼしもありました。1 度、Chrome 側のログインセッションが切れていて巡回が途中で止まり、その日の朝の数字を見落としています。認証が前提のツールである以上、セッション切れは織り込んでおく必要があると学びました。

母方と父方、どちらの祖父も宮大工でした。幼い頃に見ていた仕事ぶりから、手を動かすことそのものに敬意を払う感覚が、自分の中に残っています。だからこそ、すべてを手放すのではなく、最終的な判断と保存の操作は自分の手元に残す、という線は崩したくありませんでした。道具に任せる範囲と、自分で握っておく範囲を分けること自体が、ものづくりの一部だと感じています。

これから整えたいこと

次に取り組みたいのは、受け渡しの自動化です。今は Chrome が出したクラッシュの要約を、私が手でコピーして Code 側に貼り直しています。この橋渡しをもう一段なめらかにできれば、朝の確認から修正の着手までを、ほぼ止まらずにつなげられそうです。

同じように複数の道具を行き来している方は、まず手元の作業を「ファイルとして残るか、画面の状態として残るか」で一度仕分けてみると、どちらに任せるかの判断がぐっと軽くなると思います。お読みいただきありがとうございました。

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