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Claude Code/2026-03-27初級

Claude Code × JetBrains — IntelliJ・WebStorm・PyCharm での導入から実践活用まで

Claude Code を JetBrains IDE(IntelliJ IDEA・WebStorm・PyCharm・GoLand 等)で活用する方法を解説。プラグインの導入手順、Diff ビューの使い方、選択コンテキスト共有、ショートカットキーまで網羅的に紹介します。

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Claude Code を JetBrains IDE で使うメリット

Claude Code はターミナルベースの AI コーディングアシスタントとして広く知られていますが、JetBrains IDE との統合プラグインを使うことで、開発体験が大きく向上します。IntelliJ IDEA、WebStorm、PyCharm、GoLand、PhpStorm、Android Studio など主要な JetBrains 製品すべてに対応しており、普段の開発フローを変えることなく Claude Code の強力な支援を受けられる点が最大の魅力です。

VS Code 向けの拡張機能と比べると、JetBrains 版には IDE のネイティブ Diff ビューアとの連携や、選択コンテキストの自動共有といった JetBrains ならではの統合機能が備わっています。ここではプラグインのインストールから日常的な活用テクニックまでを一通りカバーします。

プラグインのインストール手順

JetBrains IDE に Claude Code プラグインを導入するには、まず Claude Code CLI がシステムにインストールされている必要があります。

前提条件

Claude Code CLI をまだインストールしていない場合は、以下のコマンドでグローバルインストールを行います。

# Claude Code CLI のインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
 
# インストール確認
claude --version
# 出力例: claude-code 1.0.34

Node.js v18 以上が必要です。まだ入っていない場合は 公式サイト からインストールしてください。

プラグインのインストール

  1. JetBrains IDE を開き、Settings(設定)Plugins(プラグイン) に移動します
  2. Marketplace タブで Claude Code と検索します
  3. Claude Code [Beta] プラグインの Install ボタンをクリックします
  4. IDE を再起動すれば導入完了です
# 別の方法: CLI からプラグインをインストール
# IDE のプラグインディレクトリに直接配置することも可能
claude code install-jetbrains

再起動後、IDE の統合ターミナルで claude コマンドを実行すると、プラグインのすべての統合機能が自動的に有効になります。

3つの主要機能を使いこなす

Claude Code の JetBrains プラグインには、開発効率を高める3つの核となる機能があります。

1. ネイティブ Diff ビュー

Claude Code がファイルを変更する際、JetBrains のネイティブ Diff ビューアに変更差分が直接表示されます。これにより、ターミナルの出力を目で追う必要がなくなり、変更内容を視覚的に確認・承認できます。

# ターミナルで Claude Code を起動
claude
 
# プロンプト例: リファクタリングを依頼
> このクラスの getUserById メソッドを Optional<User> を返すようにリファクタリングして
 
# → IDE の Diff ビューアが自動で開き、変更前後を確認できる

Diff ビューでは、変更を行単位で承認・拒否できるため、大規模なリファクタリングでも安心して進められます。

2. 選択コンテキストの自動共有

エディタ上でコードを選択した状態で Claude Code に指示を出すと、選択範囲が自動的にコンテキストとして共有されます。「このコード」と指示するだけで、Claude がどの部分を指しているか正確に理解してくれます。

# エディタで関数を選択した状態で
> 選択した関数にバリデーションロジックを追加して
 
# → 選択範囲が Claude Code に自動送信され、的確な提案が返る

現在開いているタブの情報も共有されるため、プロジェクト全体の文脈を踏まえた提案を受けることができます。

3. クイック起動ショートカット

キーボードショートカットで素早く Claude Code を呼び出せます。

OSショートカット動作
macOSCmd + EscClaude Code パネルを開く/フォーカス
Windows/LinuxCtrl + EscClaude Code パネルを開く/フォーカス

コードを書いている途中で疑問が生じたとき、ショートカット一発で Claude に質問できるため、思考の流れを中断せずに開発を続けられます。

対応 IDE 一覧と推奨バージョン

Claude Code プラグインは、以下の JetBrains IDE に対応しています。

IDE主な用途対応状況
IntelliJ IDEAJava / Kotlin / Spring✅ 対応
WebStormJavaScript / TypeScript / React✅ 対応
PyCharmPython / Django / FastAPI✅ 対応
GoLandGo✅ 対応
PhpStormPHP / Laravel✅ 対応
Android StudioAndroid / Kotlin✅ 対応
RubyMineRuby / Rails✅ 対応
Rider.NET / C#✅ 対応
CLionC / C++✅ 対応

2026年3月リリースの WebStorm 2026.1 では、JetBrains AI チャットに Claude Agent が統合され、Junie や他のエージェントと並んで利用できるようになりました。JetBrains AI サブスクリプションに含まれているため、追加費用なしで利用を開始できます。

実践的なワークフロー例

JetBrains IDE と Claude Code を組み合わせた、日常的な開発ワークフローの具体例を紹介します。

テスト駆動開発(TDD)での活用

# 1. テストファイルを開いた状態で Claude Code を起動
claude
 
# 2. テストケースを選択してリクエスト
> 選択したテストケースをパスする実装を書いて。
> エッジケースも考慮してほしい。
 
# 3. Diff ビューで変更を確認し、承認
# → 実装コードが自動生成され、Diff で確認可能

コードレビュー支援

# 特定のファイルについてレビューを依頼
> このファイルの潜在的なバグやパフォーマンス問題を指摘して
 
# 出力例:
# 1. L42: null チェックが不足 — NullPointerException の可能性
# 2. L78: N+1 クエリが発生する可能性 — バッチ取得に変更を推奨
# 3. L95: 同期ブロック内で I/O 操作 — デッドロックのリスク

Spring Boot プロジェクトでの活用例

// Claude Code に以下のように依頼するだけで
// 「このエンティティに対応する REST API を CRUD で作成して」
 
// 生成される Controller の例
@RestController
@RequestMapping("/api/users")
public class UserController {
 
    private final UserService userService;
 
    public UserController(UserService userService) {
        this.userService = userService;
    }
 
    @GetMapping("/{id}")
    public ResponseEntity<UserResponse> getUser(@PathVariable Long id) {
        return userService.findById(id)
                .map(ResponseEntity::ok)
                .orElse(ResponseEntity.notFound().build());
    }
 
    // POST, PUT, DELETE も自動生成される
}

JetBrains の Diff ビューで生成されたコードをファイルごとに確認し、必要に応じて修正を加えた上で一括承認できます。

トラブルシューティングとよくある問題

Claude Code と JetBrains IDE の統合で発生しやすい問題と、その対処法をまとめます。

プラグインが認識されない場合

統合ターミナルから claude を実行してもプラグインの機能(Diff ビュー等)が動作しない場合は、以下を確認してください。

# Claude Code のバージョンを確認(最新版が必要)
claude --version
 
# 最新版にアップデート
npm update -g @anthropic-ai/claude-code
 
# IDE を完全に再起動(キャッシュクリア付き)
# File → Invalidate Caches → Invalidate and Restart

リモート開発環境での注意点

JetBrains の Remote Development や WSL(Windows Subsystem for Linux)を使用している場合、Claude Code CLI はリモート側にインストールする必要があります。ローカルの IDE にプラグインがあっても、CLI がリモート側になければ統合機能は動作しません。

# WSL 側で Claude Code をインストール
wsl -d Ubuntu
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
 
# SSH リモートの場合
ssh your-server "npm install -g @anthropic-ai/claude-code"

全体を振り返って

Claude Code の JetBrains IDE 統合は、普段の開発環境を変えることなく AI アシスタントの恩恵を受けられる実用的なソリューションです。ネイティブ Diff ビューによる変更の可視化、選択コンテキストの自動共有、ショートカットキーによるクイック起動の3機能を活用すれば、コーディング、レビュー、リファクタリングすべてのフェーズで効率が向上します。

さらに高度な自動化を実現したい方には、Claude Code Hooks 完全ガイド — 開発ワークフローを自動化する実践テクニック集 で Hooks を活用したワークフロー構築の方法を詳しく解説しています。

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