手元では動くのに、配ると呼び出されない — Cowork プラグインから剥がした4つの前提
自分の環境で動いていたスキル4本をプラグインにまとめて渡したところ、発火したのは1本だけでした。発火率の測り方と、配布前に剥がすべき環境依存・description・権限・命名衝突の4前提を実装込みで整理します。
テーブルが「… 2,847 more rows」で切れていた朝 — 描画上限とトークン計上を切り離して、ツール出力を設計し直す
Claude Code 2.1.209 で 200 行超の markdown テーブルは先頭 200 行+残り件数の表示になりました。省略されるのは描画だけで、モデルは全行を受け取ります。この差を測り、ツール出力を集約型へ組み替える設計をまとめます。
無人実行で auto モードの確認要求を止めずに捌く — permission-prompt-tool で deny-by-default に応える
auto モードの事前確認は、手元で作業しているときは頼もしい味方ですが、深夜の無人実行では「確認待ち」で朝まで止まる原因になります。permission-prompt-tool で確認要求を受け止め、deny-by-default で自動判定して台帳に残す構成を、動くコードつきでまとめました。
push先がいつの間にか一つ増えていた — /commit-push-pr が origin 以外のリモートへも押し始めた変更に、許可リストで蓋をする
7月14日の更新で /commit-push-pr が origin に加えて設定済みの push リモートへも自動で押すようになりました。便利な一方、ミラーやバックアップ用の第二リモートを持つ環境では、意図しない push が静かに増えます。どのリモートへ押し得るかを棚卸しし、許可リスト外の push を pre-push フックで止め、無人実行でも安全に回す設計を実装込みで整理しました。
PreCompact と SessionEnd で長時間セッションの決定事項を引き継ぐ
自動コンパクションで消えるのは会話ではなく「なぜそう決めたか」です。PreCompact / SessionEnd / SessionStart の3フックで決定ログを外部ファイルへ退避し、次のセッションへ確実に手渡す実装を、動くコードと実測値つきで解説します。
検知はできても、鳴りすぎて気づけなくなった — 個人運用のアラートを一通の『起こす価値のある報せ』に絞るまで
無音の不発を検知できるようにした途端、今度は通知が鳴りすぎて麻痺しました。事象ではなく行動を単位にアラートを畳み、ヒステリシスと静音時間、段階的エスカレーションで『起こす価値のある報せ』だけを残すまでの設計メモです。
Claudeが安全上の理由で応答を断ったとき、無人パイプラインは何を返すべきか
エラーでも正常終了でもない第三の結末——安全上の理由でモデルが応答を断った場合の扱いを、無人で回すパイプラインにどう組み込むか。判別コードとレビューキューの設計を、個人開発の実務からまとめます。
claude-opus-4-7 の speed:fast が 7/24 で失効する — 能力ペア単位で守る preflight
Opus 4.7 の fast モードが 2026-07-24 に廃止されます。モデルIDは有効なまま speed 指定だけがエラーになるため、モデルID監査では取りこぼします。能力ペア単位の preflight と自動移行を実装します。
5分の沈黙で誰かがやり直しを始める — streaming idle watchdog 既定化で数え直すリトライの責務
Claude Code の streaming idle watchdog 既定化で、実行スタックに再試行する層がもう一枚増えました。SDK・自前ラッパー・watchdog・スケジューラの4層を棚卸しし、最悪ケースの試行回数を掛け算で見積もり、リトライ責務を一層に畳む設計をまとめます。
接続が切れた瞬間、その投稿は通ったのか — 無人パイプラインで MCP 書き込みを二重実行せずにやり直す
接続断で中断した MCP の書き込みツール呼び出しは、サーバー側で実行されたかどうか分かりません。素朴な再試行が二重投稿を生む理由と、冪等キーと照合読み取りで安全にやり直すラッパーの実装を、無人パイプラインの実例とともにまとめました。
「成功」と記録されたのに成果がゼロだった — Cowork スケジュールタスクの無音失敗を終了前アサーションで止める
Cowork のスケジュールタスクが exit 0 で終わったのに成果物が一つも生まれていない。終了コードだけを信じると見逃すこの無音失敗を、完了条件をアサーションに落として証拠ログとともに赤くする設計をまとめます。
漏洩しても請求が膨らむ前に止める — 無人パイプラインのAPIキー被害半径設計
漏洩を前提にAPIキーの被害半径を縮める設計。ワークスペース単位のキー分離、無停止ローテーション、使用量のローリングベースライン+中央絶対偏差でスパイクを検知する番犬の実装を、定期実行への組み込みまで通します。