PreCompact と SessionEnd で長時間セッションの決定事項を引き継ぐ
自動コンパクションで消えるのは会話ではなく「なぜそう決めたか」です。PreCompact / SessionEnd / SessionStart の3フックで決定ログを外部ファイルへ退避し、次のセッションへ確実に手渡す実装を、動くコードと実測値つきで解説します。
検知はできても、鳴りすぎて気づけなくなった — 個人運用のアラートを一通の『起こす価値のある報せ』に絞るまで
無音の不発を検知できるようにした途端、今度は通知が鳴りすぎて麻痺しました。事象ではなく行動を単位にアラートを畳み、ヒステリシスと静音時間、段階的エスカレーションで『起こす価値のある報せ』だけを残すまでの設計メモです。
Claudeが安全上の理由で応答を断ったとき、無人パイプラインは何を返すべきか
HTTPは200なのに、本文は「お応えできません」——安全上の理由でモデルが応答を断る第三の結末を、無人パイプラインにどう組み込むかを設計します。拒否とインフラエラーを混同しない判別、自動言い換えで押し通してはいけない理由、レビューキューへの退避までを実務からまとめます。
claude-opus-4-7 の speed:fast が 7/24 で失効する — 能力ペア単位で守る preflight
Opus 4.7 の fast モードが 2026-07-24 に廃止されます。モデルIDは有効なまま speed 指定だけがエラーになるため、モデルID監査では取りこぼします。能力ペア単位の preflight と自動移行を実装します。
5分の沈黙で誰かがやり直しを始める — streaming idle watchdog 既定化で数え直すリトライの責務
Claude Code の streaming idle watchdog 既定化で、実行スタックに再試行する層がもう一枚増えました。SDK・自前ラッパー・watchdog・スケジューラの4層を棚卸しし、最悪ケースの試行回数を掛け算で見積もり、リトライ責務を一層に畳む設計をまとめます。
接続が切れた瞬間、その投稿は通ったのか — 無人パイプラインで MCP 書き込みを二重実行せずにやり直す
接続断で中断した MCP の書き込みツール呼び出しは、サーバー側で実行されたかどうか分かりません。素朴な再試行が二重投稿を生む理由と、冪等キーと照合読み取りで安全にやり直すラッパーの実装を、無人パイプラインの実例とともにまとめました。
「成功」と記録されたのに成果がゼロだった — Cowork スケジュールタスクの無音失敗を終了前アサーションで止める
Cowork のスケジュールタスクが exit 0 で終わったのに成果物が一つも生まれていない。終了コードだけを信じると見逃すこの無音失敗を、完了条件をアサーションに落として証拠ログとともに赤くする設計をまとめます。
漏洩しても請求が膨らむ前に止める — 無人パイプラインのAPIキー被害半径設計
漏洩を前提にAPIキーの被害半径を縮める設計。ワークスペース単位のキー分離、無停止ローテーション、使用量のローリングベースライン+中央絶対偏差でスパイクを検知する番犬の実装を、定期実行への組み込みまで通します。
サンドボックスはコードを動かせても、認証ファイルは読ませない — Claude Code の sandbox.credentials で秘密の露出面を絞る
Claude Code のサンドボックスは既定で ~/.aws/credentials やトークン環境変数を読めてしまいます。v2.1.187 で入った sandbox.credentials を使い、無人運用の秘密の露出面をOS強制で絞る設定と検証手順を実装込みで整理します。
90秒で切られるコード実行セルを跨いで、長いバッチをチェックポイント分割で回す
Claude のコード実行ツールはセル単位で90秒の上限が明示されました。長いバッチがここで打ち切られないよう、コンテナのファイルシステムへ進捗を残してセルを跨いで再開する設計を、計測・冪等なチェックポイント・撤退判断まで実装コード付きで整理します。
Cowork の bash が『ファイルがありません』と言うのに Finder には見える理由
クラウド同期フォルダを Cowork に接続すると、bash からは実体のないプレースホルダが見え、cat が失敗します。オンデマンド実体化の仕組みと、自動化を取りこぼさないための設計パターンを実体験から解説します。
スケジュール生成が無音で不発に終わったことを、外側から気づく仕組み
exit 0 で終わったのに成果物がゼロだった——そんな無音の不発を、ジョブ自身のログではなく外部のハートビート台帳と地の事実から検知する設計を、個人開発で複数サイトを自動運用している立場からまとめました。