毎朝のバッチでプロンプトキャッシュが毎回ミスしていた — 1時間TTLを延命するウォーミング間隔と損益分岐の出し方
数時間おきに走る定期実行では、1時間TTLのプロンプトキャッシュでも毎回コールドミスします。中身を変えずにTTLを延命するウォーミングの間隔をTTLから逆算し、読み取りコストを織り込んだ損益分岐を式で出す方法を、4サイトの自動生成パイプラインの実測とともにまとめました。
Claude API のストリーミングは「全部届く」前提が崩れる — 部分失敗を回復に変える運用メモ
Claude API のストリーミングは、同時接続が増えた途端に途中で切れ・重複し・半端なツール引数を吐きます。部分失敗を異常ではなく前提として扱い、静かに回復させるための実装と監視を、運用で削れた具体例とともにまとめました。
90秒で切られるコード実行セルを跨いで、長いバッチをチェックポイント分割で回す
Claude のコード実行ツールはセル単位で90秒の上限が明示されました。長いバッチがここで打ち切られないよう、コンテナのファイルシステムへ進捗を残してセルを跨いで再開する設計を、計測・冪等なチェックポイント・撤退判断まで実装コード付きで整理します。
検索結果を二度運ばない — response_inclusion で消費済みブロックを応答から外す設計
dynamic filtering を有効にしたエージェントで出力トークンが膨らむ原因は、code execution が消費し終えた検索結果ブロックが応答に二重で乗ることにあります。response_inclusion を excluded にして安全に外せる条件と、full を保つべき条件を実装と判断表で整理しました。
Claude × Playwright のブラウザエージェントが「成功したつもり」で失敗するとき — 操作を検証し UI の変化に先回りする実装メモ
Claude API と Playwright のブラウザエージェントは、視覚で判断する分だけ「やったつもりで失敗する」誤成功が起きます。自己申告を信じず操作を事後検証する設計と、UI 変化に先回りで気づくドリフト検知の実装をまとめます。
Claude API のレスポンスキャッシュが「古い答え」と「似て非なる誤答」を返すとき — 鮮度管理と誤ヒット抑制の実装メモ
Claude API のレスポンスキャッシュは速度とコストを劇的に改善しますが、運用で問題になるのは平均ヒット率ではなく、古い答えと意味的な誤ヒットの二つです。キー設計・鮮度管理・誤ヒット抑制・観測の実装をまとめます。
Claude API の PII マスキングは台帳運用で決まる — 復元・暗号化・漏洩率の本番設計メモ
Claude API へ送る前の PII マスキングで本当に難しいのは検出ではなく、復元用トークン台帳の運用です。暗号化保存・多インスタンス共有・漏洩率の継続測定までを動くコード付きで整理します。
モデルが予告なく使えなくなる日に備える — 引退・撤回・過負荷を一つのステートマシンで扱うルーター設計
あるモデルが、技術的な障害ではなく外部都合で短時間のうちに使えなくなる。引退・撤回・一時的な過負荷という三種の「使えない」を一つの可用性ステートマシンで扱い、自動運用を止めないルーターを TypeScript と Python の動くコードで設計します。
Managed Agents にスケジュールデプロイと vault が加わったので、自前 cron 運用との住み分けを決めた記録
6月12日の更新で Claude Managed Agents にスケジュールデプロイ・vault 環境変数・セッションスレッド Webhook が加わりました。自前の cron と平文クレデンシャル運用から何を移し、何を残すか。冪等性を軸にした判断基準と受け口の実装を残します。
Claude API の Code Execution ツールに月次の売上CSV集計を任せる — Files API 連携から課金の落とし穴まで
月末に形式の違う売上CSVを突き合わせる作業を、Claude API の Code Execution ツールに任せた実装をまとめます。Files API 連携、コンテナ再利用、5分最小課金やファイルプリロード課金などの注意点を実例ベースで扱います。
Claude API のモデル抽象レイヤー設計 — 世代交代に業務ロジックを巻き込まない内部アーキテクチャ
モデル文字列を業務コードに直書きすると、世代交代のたびに本番が静かに壊れます。論理ロールと物理モデルIDを切り離す anti-corruption layer を、TypeScript と Python の動くコード・移行コスト・実運用の判断軸とあわせて設計します。
Claude API に画像 URL を渡すと invalid_request_error が出るときの切り分け
Claude API の Messages で `source.type: url` を指定した画像が invalid_request_error で落ちるとき、原因は URL スキーム・MIME・サイズ・到達性のどれかにほぼ収束します。診断順に整理します。