CLAUDE LABEN
PRICING — Claude Sonnet 5 の9月1日の値上げは撤回されました。100万トークンあたり入力2ドル・出力10ドルがそのまま標準価格になります。入力3ドル・出力15ドルを前提に組んだ試算は引き直しが必要ですVERSION — v2.1.241(8月23日)は修正と安定性の改善が中心です。長時間ストリームを一定時間で切るサーバーに対して MCP v2 が subscriptions/listen を延々と開き直す問題が直りましたLINUX — サンドボックスを有効にした Linux で、アイドル状態のセッションが CPU コアを1つ 100% のまま占有し続ける問題が修正されましたSKILLS — 同梱スキルのエイリアス(/checkup や /review)が、-p モードやプラグイン・MCP 読み込み時に「Unknown command」になる問題が直りました。同名のユーザースキルが影を作っていた場合の挙動ですARGS — スキルとコマンドの引数置換で、引数の値がテンプレートマーカーとして再展開されてしまう問題が修正されましたWATERMARK — 8月2日以降にリリースされた Claude 製品は、生成物に機械可読なマーキングを含みます。EU AI Act の透明性要件への対応ですが、適用は欧州に限らず全世界ですPRICING — Claude Sonnet 5 の9月1日の値上げは撤回されました。100万トークンあたり入力2ドル・出力10ドルがそのまま標準価格になります。入力3ドル・出力15ドルを前提に組んだ試算は引き直しが必要ですVERSION — v2.1.241(8月23日)は修正と安定性の改善が中心です。長時間ストリームを一定時間で切るサーバーに対して MCP v2 が subscriptions/listen を延々と開き直す問題が直りましたLINUX — サンドボックスを有効にした Linux で、アイドル状態のセッションが CPU コアを1つ 100% のまま占有し続ける問題が修正されましたSKILLS — 同梱スキルのエイリアス(/checkup や /review)が、-p モードやプラグイン・MCP 読み込み時に「Unknown command」になる問題が直りました。同名のユーザースキルが影を作っていた場合の挙動ですARGS — スキルとコマンドの引数置換で、引数の値がテンプレートマーカーとして再展開されてしまう問題が修正されましたWATERMARK — 8月2日以降にリリースされた Claude 製品は、生成物に機械可読なマーキングを含みます。EU AI Act の透明性要件への対応ですが、適用は欧州に限らず全世界です
記事一覧/Claude Code
Claude Code/2026-08-24上級

同じスキルを二か所に置いていたら、片方だけ中身が痩せていました

同名のスキルが二つのスコープに存在していました。SKILL.md は sha256 まで一致しているのに、片方には本文が名指ししているファイルが入っていません。66本を走査して欠落2件に絞るまでに検出器を三度書き直した記録です。

Claude Code233スキル設計2名前空間3整合性検査運用15

プレミアム記事

8月23日のリリースノートに、一行だけ気になる修正がありました。同梱スキルのエイリアスが、同名のユーザースキルやプロジェクトスキルに影を作られて「Unknown command」を返す問題が直った、という記述です。

自分には関係のない話だと思いました。私が使っているスキルはどれも名前を分けて付けたつもりでいたからです。

念のため数えてみました。プロジェクト側に 42 本、ユーザー側に 24 本、合わせて 66 本。そのうち 5 本が同じ名前で二か所に存在していました

そこまでは、まだ想定の範囲でした。問題はその先です。5 組すべてで SKILL.md が sha256 まで一致していたのに、そのうち 2 組は同梱ファイルの数が違っていました

名前の衝突は、それ自体では事故になりません

どちらが選ばれるかという解決順序の話は、以前 呼んだはずのスキルが何も返さない — 起動前に名前の解決順序を確定させる で扱いました。あのときの結論は「実効名の表を起動前に作る」でした。

今回ぶつかったのは、その先にある層です。実効名が確定していても、選ばれた実体が完全とは限りません

同名のスキルが二か所にあるとき、多くの人はまず本文を見比べます。私もそうしました。

diff .agents/skills/seo-audit/SKILL.md ~/.claude/skills/seo-audit/SKILL.md
# 出力なし(差分ゼロ)

差分ゼロ。バイト数も 10,688 で一致。ここで安心して閉じました。

閉じてから、ディレクトリ全体を見ていないことに気づきました。

欠けていたのは本文ではなく、本文が名指ししているファイルでした

同じ 2 つのディレクトリを、ファイル単位で並べます。

(cd .agents/skills/seo-audit && find . -type f | sort)
# ./SKILL.md
# ./evals/evals.json
# ./references/ai-writing-detection.md
 
(cd ~/.claude/skills/seo-audit && find . -type f | sort)
# ./SKILL.md

本文は同一。付随するファイルは 3 対 1。

そして SKILL.md の本文には、次の一行が入っています。

references/ai-writing-detection.md

つまり、ユーザースコープ側が選ばれた場合、スキルは実在しないファイルを読みに行くことになります。SKILL.md が完全に一致しているせいで、diff でも sha256sum でも、この状態は検出できません。

欠けていた references/ai-writing-detection.md は 6,528 バイト。SKILL.md 本体の約 61% に相当する分量が、参照されているのに存在しない状態でした。

比較の観点プロジェクト側ユーザー側気づけるか
SKILL.md の内容10,688 バイト10,688 バイト(同一)気づけない
SKILL.md の sha256一致一致気づけない
ディレクトリ内のファイル数31気づける
本文が名指しする参照の実在すべて実在1 件が不在気づける

上の 2 行だけを見て運用していたのが、私の見落としでした。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事の続きを読む

この先には、実装コードやベンチマーク結果など、実務でお役に立てる内容をご用意しています。このサイトは広告を掲載しておらず、サーバーや開発にかかる費用はメンバーの皆様のご支援で成り立っています。もしお役に立てていましたら、ご支援いただけますと大変ありがたいです。

この記事で得られること
同じ名前のスキルが複数のスコープに置かれているとき、選ばれた側が完全かどうかを自分の環境で確かめられるようになります
SKILL.md が一致していても壊れる型の不具合を、参照先の実在確認という一手で公開前に潰せるようになります
検出器が返す件数をそのまま信じず、偽陽性と偽陰性を切り分けてから判断できるようになります
Stripe による安全な決済 · いつでもキャンセル可能

この記事を購入する

この先の内容をすべてお読みいただけます。一度のご購入で、いつでも何度でもアクセスできます。このサイトは広告を掲載しておらず、皆さまのご支援がサーバー費用などの運営を支えています。

または
メンバーシップなら全記事が読み放題 →
シェア

お読みいただきありがとうございます

Claude Lab は広告なしで運営しており、サーバー費用などの運営コストはメンバーシップのご支援で賄っています。実装コード・ベンチマーク・本番設計パターンなど、実務でお役立ていただける記事を毎日更新しています。もし読んでよかったと感じていただけましたら、ぜひご覧ください。

  • コピー&ペーストで使える実装コード付き
  • 毎日新しい上級ガイドを追加
  • ¥580/月 または ¥2,480 の永久アクセス
メンバーシップを見る →

関連記事

Claude Code2026-08-06
呼んだはずのスキルが何も返さない — 起動前に名前の解決順序を確定させる
端末の組み込みコマンドと同名のスキルは、非対話セッションで呼び出しが解決されないことがあります。実効名の表を起動前に作る preflight を書いて走らせ、検査器自身が取りこぼしていた2件までを実測で洗い出した記録です。
Claude Code2026-08-22
長い処理を別セッションに任せて待つ — 通知が届かなかったときのための完了マーカー
Claude Code の notify_when_idle で別セッションの完了通知を受け取る手順と、通知が落ちても待ち続けないための完了マーカーの最小実装。3つの状態切り分けを実行結果つきで解説します。
Claude Code2026-07-19
auto モードの設定が、いつの間にか自分でも思い出せなくなっていた — 既定へ戻す claude auto-mode reset の使いどころ
夜間の自動運用を続けるうちに、auto モードの設定を少しずつ触り足していました。ある朝の違和感で、自分が何を変えたのか思い出せないことに気づきます。既定へ戻す claude auto-mode reset を基点にして設定を組み直した、個人開発の片付けの記録です。
📚RECOMMENDED BOOKS
大規模言語モデル入門
山田育矢
LLM開発
生成AIプロンプトエンジニアリング入門
我妻幸長
プロンプト
Claude CodeによるAI駆動開発入門
平川知秀
AI駆動開発
※ アフィリエイトリンクを含みます
もっと見る →