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Claude Code/2026-08-22中級

Claude Code の headersHelper に移したら、プロジェクト配下のカタログだけ認証が通らなくなりました

自前のプラグインカタログを headersHelper へ移す途中で、ユーザースコープでは動くヘルパーがプロジェクト配下だけ落ちました。原因は認証情報の非継承です。動くヘルパー2種と実測した実行コスト、無人実行での注意点をまとめました。

Claude Code231プラグイン5マーケットプレイス2認証4個人開発120

プレミアム記事

その週は、朝いちばんに届く無人タスクの失敗通知が3回続きました。原因はどれも同じで、自分用のプラグインカタログを置いている private リポジトリのトークンが失効していたことでした。

個人開発者として、私はアプリ側とサイト側で共通のスキルとプラグインを使っており、それらを private リポジトリにまとめて、複数のマシンとプロジェクトから取得しています。トークンは設定ファイルに直接書いていました。ローテーションのたびに置き場所を思い出し、書き換え、書き換え漏れに気づくのはいつも無人タスクが落ちた翌朝、という運用です。

Claude Code v2.1.238(8月20日)でプラグインマーケットプレイスに headersHelper が入り、この形をやめられるようになりました。カタログを取りに行くたびに HTTP ヘッダを生成するコマンドを走らせられるので、短命トークンを都度発行して渡せます。

移行そのものは30分ほどで終わるはずでした。実際には、ユーザースコープに置いたヘルパーは問題なく動くのに、プロジェクト配下に置いた途端に認証が通らなくなり、そこで半日溶かしています。原因が分かってしまえば設計意図として筋が通っているのですが、事前には予想していませんでした。

設定ファイルにトークンを書いていた頃、何が面倒だったのか

private リポジトリのカタログを使う構成では、カタログの JSON を取得するときと、そこから参照されるアーカイブを取得するときの両方に認証が要ります。従来はここに固定トークンを置いていました。

固定トークンの面倒さは、失効そのものよりも「失効に気づく経路が事故だけ」という点にあります。有効期限の長いトークンは、切れるまで何の兆候も出しません。切れた瞬間に、複数のマシンで、複数のプロジェクトが、同時に取得へ失敗します。

さらに、リポジトリに置く設定ファイルにトークンを書くと、そのファイル自体が持ち出しの対象になります。個人開発者ひとりで回している規模でも、.mcp.json のようなプロジェクト直下のファイルを git 管理から外し忘れる事故は起こり得ます。

headersHelper は、この2つをまとめて構造で解こうとしています。

headersHelper が実際に置き換えるのはどの部分か

headersHelper は、URL マーケットプレイスの定義とカタログ項目の両方に置けます。指定したコマンドが標準出力に JSON でヘッダを返すと、それがリクエストに乗ります。

置き場所実行されるタイミング主な用途
URL マーケットプレイスカタログ取得と、同一オリジンのアーカイブ取得のたびカタログ全体を守る
カタログ項目そのプラグインを install / update するときだけ項目ごとに配布元を分ける

ここで大事なのは、カタログ項目に置いたヘルパーは黙って走らないということです。claude plugin installclaude plugin update はコマンドの内容を表示したうえで [y/N] を尋ねます。-y を付ければ省略できますが、省略するかどうかを人間が一度決める設計になっています。

無人実行を組んでいる場合、この一点は最初に確認しておいたほうがよいところです。対話なしで走らせる経路では -y を明示しない限り、確認待ちで止まります。私は最初これを見落とし、タスクがタイムアウトするまで気づきませんでした。

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この記事で得られること
自前のプラグインカタログを短命トークン方式へ移すとき、headersHelper をどのスコープに置けば動くのかを迷わず決められるようになります
環境変数を前提に書いたヘルパーが「手元では動くのに配ると落ちる」事故を、配布する前に潰せるようになります
静的な読み出しと RS256 の都度発行のどちらを選ぶかを、実測した1回あたり5ミリ秒と21ミリ秒という差を根拠に決められるようになります
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