heredoc のクォートを1つ落とすと、ログに書いた金額や日付が別物になります
未クォートの heredoc は本文の変数とバックティックを実行します。実測した4通りの書き換わり方、3種類のクォート記法の比較、プレースホルダと sed で値を安全に埋める手順、既存スクリプトを棚卸しする検出コードまでをまとめました。
無音で半分になっていた定期実行と、欠落を捕まえる突き合わせ
1日2回動いているはずのバッチが、実際には1回しか起動していませんでした。エラーは1件も出ていません。期待起動回数と実行記録を突き合わせて、無音の欠落を検出する仕組みを作ります。
検証スクリプトの出力を、そのまま hook から返してはいけません
hook に足した検査スクリプトは正しく動いていたのに、会話のほうが先に容量を使い果たしていました。833ファイルを走査して58バイトしか返さない検査と、同じ対象で42KBを返す検査を実測で並べ、hook に出力予算を設ける設計をまとめます。
リポジトリに置いた allow を信じるか、環境側の信頼登録に寄せるか
使い捨ての実行環境で Claude Code を非対話で走らせると、リポジトリ内の permissions.allow が信頼待ちのまま落ちます。何が落ちて何が残るのかを 2.1.246 で確かめ、許可設定の置き場所を決め、起動前に検出するプリフライトを用意します。
settings.json のキー名を1文字間違えても、Claude Code は何も言わずに無視します
キー名を書き間違えた settings.json と正しい settings.json で claude doctor の出力を比べたところ、差分はゼロでした。何が検証され何が素通りするかを5通りで測り、書き間違いを自分で落とす検査を用意します。
空白ひとつで、80件の検査が0件になる — 一括処理を任せる前に置くガード
空白を含むフォルダ名の下で走らせた検査ループが、80件のうち1件も開いていませんでした。断片が実在パスに化ける仕組みを実測で切り分け、削除を伴うバッチに置く件数アサーションまで書き残します。
長い処理を別セッションに任せて待つ — 通知が届かなかったときのための完了マーカー
Claude Code の notify_when_idle で別セッションの完了通知を受け取る手順と、通知が落ちても待ち続けないための完了マーカーの最小実装。3つの状態切り分けを実行結果つきで解説します。
一時的な401が長期トークンを置き換える — ヘッドレス実行の資格情報に「出所」を持たせる
共有した資格情報ファイルは、たった一度の一時的な401で長期トークンを失うことがあります。24並列の実行に401を1回だけ注入して被害範囲を実測し、資格情報に出所フィールドを持たせるガードと隔離のコストを比較、24マイクロ秒で現在地を確定する起動時カナリアまで検証しました。
秘密を渡さず、リクエストだけ通す — サンドボックス資格情報マスキングの差し替えが効く境界
Claude Code のサンドボックス資格情報マスキングは、センチネル値を読ませて送信時に実値へ差し替える設計です。差し替えが効く認証方式と効かない方式、そしてボディに載せたときに生じる長さのずれを、最小プロキシを自作して実測しました。
ファイルシステムの分離をネットワークと別に締める — 触ったパスを採り、書き込み面から絞る
Claude Code v2.1.216 でファイルシステムの分離をネットワークと切り離して指定できるようになりました。締める前にジョブが触ったパスを strace で採取し、読み取り面と書き込み面を分けて測った実務メモ。同じジョブを3回走らせたときのパス集合の安定率と、接頭辞に畳んだときの安定率の差まで実測しています。
存在チェックが通っても書けない — 無人実行の前提を能力プローブで測る
ディレクトリが存在することと、そこへ書けることは別の問題です。無人で走るClaude Codeのセッションが静かに止まる原因を実測し、存在チェックの代わりに実際の読み書きを試す能力プローブ方式のプリフライトを設計しました。書けるのに消せない場所やシェルの落とし穴も扱います。
予算上限で止まった実行の再開設計 — 停止点36通りを総当たりして分かったこと
ヘッドレス実行が予算上限で止まると、成功でも失敗でもない第三の終了が生まれます。停止点36通りを総当たりして再開の健全性と総支出を測った実験から、原子的な書き込みとインデックス優先の再開、上限をバッチ全体でなく最小の再開単位に掛ける設計へ至った記録です。