夜間に回すMCPコネクタの健康状態を自前で見える化する — 個人運用のための軽量ヘルス台帳
Enterprise 向けのコネクタ可観測性がなくても、1回のツール呼び出しにつき1行を書き足すだけでMCPコネクタのエラー率とレイテンシは見えるようになります。個人でスケジュールタスクを回す立場のための、動くヘルス台帳の作り方。
夜間バッチが勝手に上位モデルで走っていた — タスクごとにモデル上限を宣言して機械で守る
モデル名をコードに散らすと、いつのまにか安いはずのバッチが上位モデルで走ります。タスクごとの上限を宣言するマニフェストと、既定拒否の解決レイヤ、そして逸脱を検出する差分監査の設計をコード付きでまとめました。
Claude apps gateway の発表を読んで、個人開発の管制面を作り直した話
セルフホスト型 Claude apps gateway の設計を管制面と実行面の分離として読み解き、個人開発の規模に縮約します。アプリ別コスト帰属・モデル許可リスト・fail-closed の支出上限を Cloudflare Workers で実装した記録です。
Message Batches に2万件投げたら41件だけ静かに欠けていたとき — 部分失敗を照合して再投入する運用メモ
Message Batches API の processing_status: ended は全件成功を意味しません。errored・expired が結果に静かに混ざる仕組みと、custom_id 台帳で欠落を照合し二重処理なく再投入する実装を、実運用の計測値とともに整理します。
無人で回し続けても重くならないか — Claude Code 長時間セッションのメモリ使用量を観測して頭打ちにする
長時間の無人セッションで Claude Code が徐々に重くなる問題を、ps による RSS 定点観測・ローリング基準値のウォッチドッグ・セグメント分割の3点で頭打ちにする運用設計を、観測スクリプトと before/after で具体的にまとめます。
上限が倍になった日に決めたこと — 共有APIキーで定期ジョブを束ねる余白予算の設計
レート上限が倍になってもジョブ間隔を詰めなかった理由と、共有APIキーで複数の定期ジョブを束ねる「余白予算」の設計をまとめました。レスポンスヘッダーからの現状計測、ジョブ別の消費割り当て、予算を据え置いた判断の背景、本番運用で見えた落とし穴までを実コードとともに紹介します。
毎回まっさらな環境で目覚める無人エージェント — 最初の30秒に状態回復を設計する
スケジュール起動の無人エージェントは、毎回まっさらな使い捨て環境で目を覚まします。書き込めないはずのパス、まだ起動しきっていないファイルシステム、消えた作業ディレクトリ。最初の30秒に状態回復を織り込む設計を、実際の運用ログから具体的に書きました。
Claude Files API のファイルが知らぬ間に溜まる — 内容ハッシュ台帳で重複を止め、孤児を回収する
自動パイプラインで Files API を使うと、同じファイルが何度もアップロードされ孤児ファイルが静かに溜まります。内容ハッシュ台帳での重複排除と、参照されなくなったファイルの GC 設計を実装例つきで解説します。
弾いたはずの記事が公開された — 品質ゲートと git push を同じ呼び出しにまとめた代償
無人運用の投稿パイプラインで、品質ゲートで弾いたはずの記事がそのまま公開されました。原因はゲートと git push を一つのシェル呼び出しに連結したことでした。終了コードが握りつぶされる仕組みと、公開マーカー方式で「通過を確認してからしか push しない」二段構えの実装を記録します。
予告された課金変更が直前で保留された——切り替えを急がない自動運用の設計
6/15に発効するはずだった課金変更が当日に保留されました。告知日を信じてパイプラインを切り替えると、撤回時に二重で壊れます。実行時シグナルでカットオーバーを判断する設計を、実装コードとともに残します。
予告された課金変更が直前で撤回されたとき、設定を一行も書き換えずに済ませる
発効するはずだった課金変更が当日に撤回される——そんな事態でも設定を一行も書き換えずに済ませるための設計です。プラットフォームの挙動を一箇所のフラグに集約する方法、適用時の月額差分を実測から先に出す手順、撤回を「保留のまま」にする考え方、先回り改修が招く事故を記録します。
Claude Codeの長時間タスクが途中で止まる問題を、運用設計で根本解決する
Claude Codeで数時間におよぶ長時間タスク——リファクタ、移行、大量テスト生成——を走らせると、途中で止まる・応答が返らない・再開できないという問題に必ず突き当たります。サーキットブレーカー・チェックポイント保存・冪等リトライ・部分成果の退避まで、本番運用で実際に効く設計パターンを具体コード付きでまとめました。