すべての記事
エージェントに「確定する」ツールを渡さない — 助言・下ごしらえ・確定で棚卸しする
課金や送信や公開といった取り消せない操作を、承認ゲートで止める前に、そもそもツール一覧へ登録しないための分け方です。三段の棚卸しと、確定が紛れていないかを調べる小さなスクリプトを添えました。
thinking ブロックを弾く 400 が出たとき、会話履歴のどこが書き換わっていたか
Claude Fable 5.1 から、thinking ブロックより前の system・tools・messages を書き換えたリクエストが 400 で弾かれるようになりました。自分のエージェントループが該当するかを1リクエストで確かめる手順と、system の組み立て直し・履歴の切り詰めを書き換えなしのやり方へ移す実装をまとめます。
モデルIDを一括置換する前に、手元の CLI が抱えるカタログを引きます
新しい世代が出ると、前の世代のモデルIDが急に古く見えます。インストール済みの実行ファイルに埋め込まれたカタログを引き、一致・日付不一致・書式破損の三段に仕分けてから直す手順を、実測値とスクリプトつきでまとめました。
Sonnet 5 の9月の値上げは行われません。7月に立てた見込みを公式の価格表から組み直す
Sonnet 5 の導入価格 2ドル/10ドルは、9月1日に3ドル/15ドルへ上がる予定でした。その引き上げは行われず、導入価格がそのまま標準価格になっています。手元の usage から実効コストを出し直す手順を、動くコードとともにまとめました。
サーバーレスに置いた MCP サーバーで、listen ストリームが張り直され続けていました
エラーは何も出ていないのに、MCP サーバーへの接続だけが増え続ける。固定タイムアウトで切られるストリームと再購読が噛み合ったときの挙動を、最小の再現コードで確かめました。
長考の途中で切れる接続は、上流ではなく中継が作っています
自作プロキシや Worker を挟んだ途端、Claude Code が長い思考の最中に切断される。原因は上流でもモデルでもなく、中継がバイトの流れを止めていることにあります。6通りの中継を並べて切り分け、本番に入れる前に確かめる手順まで整理しました。
Workbench が止まる8月17日までに、prompt tools API を手元のスクリプトへ移す
旧 Workbench と3つの実験的プロンプトエンドポイントが2026年8月17日に終了します。依存箇所の数え方と、templatize_prompt・improve_prompt を手元のスクリプトへ移す実装を、実際の出力つきでまとめました。
会話の途中でツールを差し替える — プロンプトキャッシュを守るツールレジストリの設計
ターン間でツールを追加・削除できるようになった一方、ツール定義はキャッシュプレフィックスの最前列にあります。12種類の変更を指紋で実測し、安定コアと揮発テールに分けるレジストリ設計とガード実装をまとめました。
400文字だけ残したはずのツール出力が、1MB を握り続けていた
自作の MCP サーバーやツールラッパーで出力を切り詰めても、Node の sliced string は元の全文を握り続けます。境界が13文字であること、平坦化が効く書き方と効かない書き方、ヒープスナップショットから親を数える監査スクリプトまで、すべて実測して記録しました。
ツール出力10万文字の境界で消える一行 — 実測から組み立てた出力封筒の設計
エージェントのツール出力が10万文字を超えると全文はファイルへ退避され、モデルには先頭を切り取ったプレビューだけが渡ります。手元のリポジトリで実測した生存率と、判断材料を先頭へ押し出す出力封筒の実装をまとめました。
Mcp-Session-Id を前提にしない MCP サーバーへ — 状態の置き場所を作り直す
MCP仕様の2026-07-28リリース候補でMcp-Session-Idヘッダーの廃止が示されました。自作リモートMCPサーバーのセッション結合を監査スクリプトで数え、状態を三つに仕分けて署名付きカーソルへ移行するまでの実測記録です。移行の順番と旧方式の外し方まで具体的に書いています。
メモリストアの棚卸しが半分しか返らない — path_prefix セグメント一致への移行
agent-memory-2026-07-22 で memories.list が変わりました。順序固定・depth 厳格化・path_prefix のセグメント一致。件数が音もなく半減した実例と、破壊的変更に耐える棚卸し層、呼び出し箇所を ast で洗い出す方法、depth=1 再帰の走査コストの実測をまとめます。