API リクエスト1本でリモート MCP サーバーに直接つなぐ — Messages API の MCP コネクタ実装メモ
ローカルに MCP クライアントを立てずに、Messages API の mcp_servers と mcp_toolset だけでリモート MCP サーバーのツールを呼ぶ実装をまとめました。allowlist/denylist 設計、レスポンス処理、無人運用での落とし穴まで。
上限が倍になった日に決めたこと — 共有APIキーで定期ジョブを束ねる余白予算の設計
レート上限が倍になってもジョブ間隔を詰めなかった理由と、共有APIキーで複数の定期ジョブを束ねる「余白予算」の設計をまとめました。レスポンスヘッダーからの現状計測、ジョブ別の消費割り当て、予算を据え置いた判断の背景、本番運用で見えた落とし穴までを実コードとともに紹介します。
思考が常時オンのモデルに移すと、プレフィルが静かに効かなくなる — Fable 5 でストリーミングとトークン予算を直した記録
Fable 5 は思考が常時オンです。プレフィルが使えない・ストリーミングの先頭ブロックがテキストではない・max_tokens に思考分の余白が要る、という三つの前提崩れを、自分の自動投稿パイプラインで直した実装メモです。
同じモデルが環境ごとに別名になる問題 — Claude をマルチプロバイダーで呼ぶ識別子リゾルバの設計
Fable 5 が API・Bedrock・Vertex で同時に使えるようになった結果、同じモデルが環境ごとに別の識別子を持つようになりました。ハードコードした model 文字列が移行を阻む問題を、論理モデル名・能力フラグ・起動時検証を備えた識別子リゾルバで畳み直す実装を整理します。
Claude Files API のファイルが知らぬ間に溜まる — 内容ハッシュ台帳で重複を止め、孤児を回収する
自動パイプラインで Files API を使うと、同じファイルが何度もアップロードされ孤児ファイルが静かに溜まります。内容ハッシュ台帳での重複排除と、参照されなくなったファイルの GC 設計を実装例つきで解説します。
Claude API のコスト計算が請求と合わないとき — usage の4トークンバケットを正しく会計する
プロンプトキャッシュを有効にすると、自前のコスト集計とコンソールの請求額が食い違うことがあります。input_tokensにキャッシュ分が含まれない仕様、単価の異なる4つのトークンバケットの重み付き会計、1コール1行で突合できる台帳の組み方までを運用上の注意とともにまとめました。
service_tier で優先枠をユーザー応答だけに振り向ける
Priority Tier を契約しているのにピーク時だけユーザー向け応答が遅くなる——その原因を service_tier の auto と standard_only の挙動から切り分け、背景ジョブを優先枠から隔離する構成を、自動運用の実例とともにまとめました。
effort パラメータを工程ごとに振り分けて Claude の出力コストと待ち時間を整える
Claude API の effort パラメータは思考・本文・ツール呼び出しを含む出力トークン全体を制御します。一律 high をやめ、工程ごとに段階配分する実装と動的ルーターを、個人開発の自動運用での実測とともに解説します。
サブエージェントの並列実行で、1つの失敗が全体を巻き込まない設計
複数のサブエージェントを並列に走らせる fan-out / fan-in 構成を、トークン予算・結果コントラクト・部分失敗の扱いまで含めて設計します。1つのブランチが落ちても全体を止めない実装と実測値を共有します。
Cloudflare AI Gateway を Claude の手前に置くと、見えるはずの数字が見えなくなる — 運用で効いた計装メモ
Cloudflare AI Gateway を Claude API の前段に置いたあと、コスト按分・セマンティックキャッシュの誤ヒット・フォールバックの静かな品質低下・予算の実効化で実際につまずいた箇所と、その手当てをコード付きでまとめます。
search_result ブロックで自前ナレッジに根拠を引かせる — Claude Citations 実装メモ
自前のRAGでClaudeが「どの記事を根拠にしたか」を見失う問題を、search_result コンテンツブロックと citations で解決する実装手順を、4サイト運用の実測値とともにまとめます。
Claude API のドキュメント抽出が「確信を持って間違える」とき — 検証層の設計メモ
Claude API で請求書や契約書を構造化抽出するとき、最も怖いのは例外ではなく「もっともらしく間違った JSON」です。スキーマ検証・算術整合・二重抽出の一致率で誤抽出を本番前に捕まえる検証層を、TypeScript の実装とともにまとめました。